将来の夢

息子は昨日も書きましたが消防署、消防車、はしご車、レスキュー、救急車ｅｔｃ…、が大好きであります。

その証拠に操法大会、初出式、他いろんな消防関連行事には必ずといっていいほど見に行きます。そして興奮しながらあ～でもないこ～でもないと話してくれます。場所によっては僕も居るんですが…。

なもんでこの前まで「大きくなったら消防士さんになる」と言ってました。そうです過去形です。これは別に「ふとんや」になれと言ってるわけではないんですが…。

こんなに小さい子供がこの時点で夢をなくしてはいけないと思い「なんで？」と聞くと「爆発して死んじゃうから」と。そうです、先日の姫路での火災事故を子供ながらに重く受け止めていたようです。怖いとかではなく命を懸けるというその職業をとっても大きく感じたんだと思います。そう簡単になれるもんじゃない、時と場合によっては命を落とすことも、と。息子みたいな小さな子供でもいろんな意味を悟れる大きな事故であったように思います。息子にはいろいろ教えていますが、自分で想うことでそこまで悟れるということに無限の可能性を感じずにはいられませんでした。

ここで一句

いろいろと　将来の夢　考えて

奇しくもその殉職された方が僕のよく知ってる人の知り合いで同じ町内の祭りでもいっしょだったらしく、その葬儀には参列されたとか。後輩です、と言ってました。場所柄秋祭りが盛大に行われるところであり、今年も例外でなく楽しみにされていたことでしょう。某新聞にもそう出てました。

われわれ消防団もいろんな意味で考えさせられた事故でありました。何の事件もそうですがやはり風化させてはいけないことと思いました。