いよいよメイン~博多祇園山笠追い山~
さて今日未明に博多が大荒れに荒れます。荒ぶる神が宿るといわれる博多祇園山笠フィナーレ「追い山」が行われます。
早朝4時59分櫛田神社の大太鼓が1番山の櫛田入りを告げます。今年の一番山は先輩がおそらく今年も担いでいらっしゃるであろう「千代流れ」であります。そして「祝いめでた~の~」のフレーズにのり「博多祝い唄」の合唱が始まります。
この一連のながれに熱き男たち、熱き博多っ子の血が滾ります。まさに観ている観客をも巻き込む、「魂が揺さぶられる」瞬間であります。
一番になったからといって特に表彰状などがあるわけでもなく、メダルやら楯やらあるわけでもなく。そうです、見えない勲章なんですね。この祭りの一番って。昔、千代流れの先輩が言ってました。「一番になるためにこの一年をこの一瞬にかけとるたい」「なんでですか?そこまで」「よそもんにはわからんちゃんね~。博多っ子はこの山笠で勝ったら一年間大きな顔でいられるったい!」と。
この日のために、一番になるために、すべてをかける博多っ子。本当に熱いです。
ここで一句
追い山が すめば博多に 夏が来る
そうなんですね。この祭りが終わるころ、梅雨も明けて本格的な夏がやってきます。博多はよくできた町です。
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