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2009年6月 4日 (木)

生きる力~感謝~

今日のブログでちらっと触れましたが、同級生が個展を開いています。場所は栗栖野の民宿「梅屋」さん。和多田尚司君といいまして、中学のときの同級生。27のとき脳内出血で倒れ一命は取り留めたものの半身不随と、言語に障害が残り大きなハンデをしょっています。倒れてから10年、いろいろあったんだと思います。当然生きる力さえ失っていた時期もあったんだと思います。そんな彼が書道を始めたのが5年前。「書」に魅せられ、開眼したのだと僕は思います。でないと、ハンデをしょって利き腕とはちがう左手であんな芸術できるわけがないと思います。全てにおいて力がみなぎっていました。作品全て感動しましたね。

Ts3l02170001 そんな中で、この一枚。

「感謝」

です。

この2文字にこめられた彼の10年間。

想像をはるかに超えた「感謝」なんでしょうね。

この「書」を見たとき、なぜだか彼に感謝したくなりました。いろんなことを教わった個展でした。

彼に驚いたのは「頑張ってる」とか「頑張った」とか本人ひと言もいいませんでした。こっちが「がんばってるなぁ~」とか「がんばったんだなぁ~」とか、彼にいいますが彼は首を横に振るばかり。そんなことないよ、と。頑張るとか頑張ってる、頑張ったとか、そういったことを既に超越したところにこの「書」なる芸術は存在するんですね。心動かされた芸術に触れてきました。みなさんもお近くに行かれたときはぜひ寄ってみてください。何かを感じられるかと思います。

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コメント

個展の件、新聞にもでていましたよねsign03
「感謝」・・・人間って生かされている事に感謝ですよねhappy01

私の母も脳内出血で倒れて半身不随になっています。
始めは本人も障害を受け入れるのも大変でしたし、サポートする私達も母親の失望と向き合ったり、社会の不理解もあったり、いろいろな意味で大変でした。
 ここの所、母も障害とちゃんと向き合うことが出来るようになり、その姿にわれわれ家族も励まされたりしています。そういった中で最近気づいたのですが、身の回りで脳内出血や脳梗塞で不便な思いをしている方が結構多いのです。わが母はそんなリハビリ仲間と今日も食事会に行ったりしています。障害を持った人たちともっと話が出来たり、触れ合うような機会をもっと持たないといけないと思います。
 個展の件、初めて知りました。一度母もつれてゆこうと思います。

住所が同じ区の中ですが知りませんでした。
感謝の字が感謝を物語っていますね。
素敵な文字です。

今朝朝日新聞の但馬版でも見ました。
書の力強さと同時に言葉がいいですね。
一字一字にに思いを込めて、書いている様子がうかがわれます。

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